lenovo thinkpad X100e + Win7 で「Virtual Wi-Fi」

Windows7には「Virtual Wi-Fi」の機能が備わっている。
つまり、wirelessのクライアントとAPの両方の機能を持ちルータとして振舞うことができるのである。
ノートPCでこの機能を使えば、モバイルルータが必要ない訳である。
勿論、ノートPCの内臓無線LANアダプタが、Windows7の要求する仕様を満足している必要があるが・・・

今回、その要求を満たしている「lenovo thinkpad X100e」が手持ちにあるのでさっそく試してみた。

手順は、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを打つ。

(1)netsh wlan show hostednetwork

(2)netsh wlan set hostednetwork mode=allow ssid=アクセス・ポイント名 key=パスフレーズ keyusage=persistent

(3)netsh wlan show hostednetwork ・・・設定内容の確認

(4)ワイヤレスネットワーク機能のプロパティでインターネット接続の共有を設定する。

(5)netsh wlan start hostednetwork ・・・SoftAPの開始
(6)netsh wlan show hostednetwork ・・・設定内容の確認

これで、仮想の無線APが利用可能となる。

(7)コントロールパネルのネットワーク接続を開くバーチャルAPが表示されていることがわかる。

設定された内容を確認するには、コマンドプロンプトで

netsh wlan show hostednetwork security

と打つと、設定された内容を確認することができる。

SoftAPの動作状態の確認は、コントロールパネルのネットワーク接続を開き、SoftAPのアイコンをダブルクリックし、ワイヤレスAPの状態を開き、詳細アイコンをクリックすることで確認できる。
私の環境では、ソフトAPから払い出されるIPは「192.168.137.x」となっている。

デバイスマネージャーで『Micorosoft Virtual WiFi Minipoort Adapter』が表示されていることを確認する。

私はWindows7のこの機能が一番気に入っている。
これさえあれば、NTTのモバイルルーターなんてレンタルする必要がないから・・・