今年もまた、形骸化した会社方針の個人所有PC点検(勤めている会社の情報の不正保有やファイル共有ソフトの所有の有無)が始まった。
点検の始まりは、過去にファイル共有ソフトによる会社で保有する情報漏えいがきっかけだった。
しかし、点検の方針や方法が現状に合わずに、ただその時期が来ると定例行事のように行われるようになってきた。
私の勤める(と言っても、昨年3月末に定年退職し、4月からは1年毎の契約社員であるが・・)会社は、大手通信会社であり、大会社の例に漏れず、お役所仕事で物事が進められる。
会社で使うPCは、一律WindowsOSのPCである。
そのせいか、個人所有PCもWindowsPCと決めてかかっているようで、点検の方法も、点検に使うツールもWindowsOSが対象となっている。
しかも、各家庭にはPCが1台というのが大前提となっている。
今時、WindowsOSのPCが前提だなんて、点検を指示する組織がいかにいい加減な組織だと思われても不思議でない。
今は、スマートフォンが、点検を始めた時期のPC以上の性能があり、しかも各家庭では、一人一台のスマートフォンを持つ時代だし、タブレットがPC以上に普及しているだろうし・・・
それに、我が家では20台以上もPCがあり、そのOSはUNIXが大半だし・・
我が家の環境は、普通ではないが、会社の方針は、1台のPCの点検時間を1時間として、勤務扱いで点検を指示。
20台も持っていると20時間も自宅で点検するんですかね。それも勤務扱いで・・・
Windows以外のPCは目視点検だそうです。
結局は、点検をさせていると言う実績が欲しいだけなんでしょうね。
もちろん、私は本気で点検はしませんが・・・
数テラのHD容量を持つサーバーの内容を目視点検するなんて、時間の無駄だしね。