パソコン用学習リモコン PC-OP-RS1(その6)

BUFFALOの「パソコン用学習リモコン PC-OP-RS1」をCGIから起動するためのFreeBSDへの変更について。
OS起動時のログをdmesgでみると

ums0: 3 buttons and [XYZ] coordinates ID=1
ugen2.2:  at usbus2
uftdi0:  on usbus2 ← ☆
bridge0: Ethernet address: 02:bf:22:e4:03:00
fuse4bsd: version 0.3.9-pre1, FUSE ABI 7.19

☆印の箇所の様に、デバイスが「uftdi0」として認識されていることが解る。
1月4日のブログで、このリモコンは「/dev/ttyU0」でアクセスし、パーミッションが

blue# ls -l /dev/tty* | more
crw-------  1 root  wheel    0, 117  2月  5 20:16 /dev/ttyU0

となっていて、パーミッションを変更しないとそのままでは動作できないことを記していた。
手動で変更しても良いが、システムをリブートした時や、USBを抜き差しした時には元に戻ってしまう。
そこで、システム起動時にパーミッションが「666」となるように、/etc/devfs.confに以下の行を追加した。

own     ttyU*   operator:operator
perm    ttyU*   0666

また、USB抜き差しによる動的変更に関する /etc/devd.conf にも以下の行を追加した。

#
# BUFFALO RemoteStation PC-OP-RS1       by Kouya.Tatsumi 2013/02/05
#
attach 100 {
    device-name "uftdi[0-9]+";
    action "chmod a+rw /dev/ttyU*";
};

変更後に、USBを抜き差しした結果は以下のようになり、先月からの課題は解決した。

blue# ls -l /dev/tty* | more
crw-rw-rw-  1 root  wheel    0, 117  2月  5 20:16 /dev/ttyU0

個別SW付OAタップのリモート制御(その5)

パソコンの電源を接続してある個別SW付OAタップのリモート制御は成功し、後は、パソコンの起動と停止のみが残っていたが、起動について、今日、成功した。

UNIXのwolコマンドのパラメータで、マジックパケット送出先のNICのmacアドレス指定で間違ったアドレスを指定していたためでした。

歳とともに目が悪くなって、「B」を「D」と見間違っていました。

正しいmacアドレスを指定してコマンドを叩いたら、見事に起動しました。

後、残っている課題は、停止だけ。
net rpc shutdown をWindowsXPマシンが受け付けてくれません。

まあ、でも、シャットダウンをリモートでする意味はあまりないので、起動ができれば良しとすることで、このチャレンジもこれで一応、一区切りとします。

個別SW付OAタップのリモート制御(その4)

1月末に作成した赤外線リモート制御機能付きOAタップを、この数日使用してみた感想だけど、なかなか便利で満足している。
4個口のOAタップの3個のコンセントを1台のディスクトップパソコンで使っているが、Webサーバーにアクセスして、それぞれ個別に電源をON/OFFしたり、まとめてON/OFFできるようにCGIを作り込んだので、ものぐさな私には重宝して使用している。
平日は、寝る前までパソコンを起動しているが、パソコンをシャットダウンしてから、スマートフォンを持ってベットに入り、スマートフォンからWebにアクセスしてOAタップのSWを切断できるのが何とも便利。

こんなOAタップが市販されれば、迷う事無く購入するんだけれど・・・

ちなみに、Web上の画面はこんな感じです。
まだ、LED照明とこのOAタップ1個のみが制御対象です。

独り言

歳をとると時間が過ぎるのが早く感じるようになって来た。
つい先日、正月だったのに、もう1月も終わってしまう。
人生70年とすると、もう残された時間は10年もない。
日に日に寂しさを覚えるようになってきた今日この頃です。

自室のスマートルーム化の実証実験だが、LED照明のリモート制御と毎日使うパソコンの電源のリモート制御も、赤外リモートコントローラーをスマートフォンからWeb経由で実用化までどうにか達成した。
ただし、マジックパケット送出によるパソコンの立ち上げは、現在のところはまだ成功していないが・・・
それでも、OAタップの個別SWを都度、ON/OFFしなくてもすむようになったのは大きな進歩だと自画自賛している。

まだ後、4個のOAタップが残っているが、退職を間近に控えている身では、これ以上の出費は考え物・・・・
どこか、赤外線コントロール付きのOAタップを販売してくれるメーカは無いものだろうか・・・

話はそれるが、最近、組み込みOSのAndroid端末の普及には目覚しいものがある。
バージョンアップも頻繁にあり、タブレットやスマートフォンのハードの新製品が短いサイクルで発売されているようだ。
ただ、Android用端末が、あまりにも限定されているのが気に食わない。
今までのパソコンでは、様々なOSを選択できた(古いハードに新しいOSをインストールできた。但し、Windowsと言う例外もあるが・・・)。
それが、Androidだと、最新のバージョンには最新の機種にしか対応できないとか、特定のメーカーのハードにしか対応していないとかの制約がある。
しかも、他のOSのアプリケーションとの連携も制約があり、なかなか使い図らい。

私の様に、古くからオープンソースのOSに慣れ親しんできた者にとっては、キーボードやマウスが最も素早く対応できるマンマシンインタフェースであり、それらが標準で使えない1Android端末には、なかなか移行できないでいる。
やはり、キーボードとマウスが使えるパソコンが私には一番適しているみたいだ。

個別SW付OAタップのリモート制御(その3)

昨日作成したPS-3247と個別SW付OAタップを接続した。
PS-3247のリレースイッチのセンターとOAタップのセンターをマルチ接続(図の黄線)。
PS-3247のリレースイッチのメーク接点出力とOAタップの個別SWのメーク接点側へそれぞれ接続(図の青線)。
動作を確認したが、期待どうりの結果を得た。
ただし、OAタップの個別SWを動作させた場合は、個別SWのランプが点灯するが、PS-3247を動作させた場合、コンセントに通電するものの、個別SWのランプは点灯しない。
ランプについては、もう一工夫が必要か・・・・
完成した赤外線リモート制御機能付きOAタップ。
後は、これに普段使っているディスクトップとマルチディスプレィを接続し、Webから通電とディスクトップの起動までをCGIスクリプトを使って起動できるようにすれば、一応の目的は達成するのだが・・・・