60歳定年から65歳定年制度

今日は退職目前に控えて、有給休暇の消化日です。

最近、通信大手のNTTが定年制度を60歳から65歳定年への延長制度を報道していた。

成果賃金制度の見直しで、生涯賃金が現行の制度と同程度に抑制して・・・との内容だったようだ。

しかし、現行の制度の実態は、50歳でNTT本体を一度退職し、グループ子会社へ、退職時の3割カットの賃金で60歳まで雇用。60歳になると、その子会社を退職(2度目の退職)し、更に希望者は、65歳まで契約社員として安い賃金で雇用する制度を導入している。

これは推測だが、昭和40年代の高度成長期の電話需要に応えて、大量に採用した団塊世代の退職期を乗り越えるために取った人件費抑制施策だったと思っている。

団塊世代の退職ラッシュも一区切りつき、民主党政権下では年金基金の様々な問題が噴出し、年金支給年齢の引き上げが法案化された。
NTTとしては、採用人員の抑制を長期間行ってきたのと、50歳退職制度での賃金抑制も、団塊世代の大量退職でもう必要無くなったと言うことだろう。

平均寿命が延びたと言っても、私なら、60歳で退職し、残りの人生は年金で悠々自適に過ごせる制度の充実を望みたい。

Web認証の「フレッツ・スポット」使ってみた

NTTの「フレッツ・スポット」、ようやく、端末認証方式からWeb認証方式に対応したようです。
端末認証方式だと、1契約で2端末しか使用できなかったけれど、Web認証方式だと、無線対応端末なら、どれでも接続できる。
ただし、APへの接続時の認証(SSIDとWEPキー)の他に、ブラウザを起動して、フレッツ・スポット認証IDとパスワード(契約時に割り当てられる)で認証する、2段階認証となり、初回接続時がチョッと面倒だ。
だが、PPPOEによるMACアドレス認証の呪縛から開放され、スマホからも接続でき、ようやく使い道が広がった。
私のスマホは、Android2.2にしか対応していないため、NTTで提供している簡単接続ツールが使えないのが難点だが・・
ちなみに、今日、スマホとPCとで地下鉄大通り駅構内で接続してみたが、両方ともWeb認証で接続できた。
札幌エリアは殆どの「フレッツ・スポット」アクセスポイントが、Web認証方式に対応しているようだ。

Googleマップが立体化?

今日、何気なく、会社でGoogleマップで東京の地図を見ていたら、何か変。
所々の建物の表示が立体的に描画されている。
全部じゃないので、あまり気がつかなかったが、何か意味でもあるのかな?
地図データのミスなのか、それとも、今後、全て、立体的に表示させるのだろうか?
建物が立体的に表示されると、よりリアルにナビゲーション的な使い方ができて楽しみだが、本当の所、どうなんでしょう。

Jorteクラウドを使ってみた

私のスマートフォンはもう古い機種になってしまったけれど、使用頻度が少ないので、まだまだ現役で使って行こうと思っている。
ほとんど、電話とメールでしか使用していないが、スケジュールアプリとして「ジョルテ」を使っている。
「ジョルテ」はGoogleカレンダーと同期する機能があり、PCと連携することができる。
でも、何だか全ての機能がGoogleに集約されてしまうようで、へそまがりのおじさんは、「ジョルテクラウド」でPCと連携してみようと思った。
で、早速、ジョルテクラウドのアカウントを作成して、PCとスマートフォンを同期させて使ってみた。
スマートフォンに特別な追加アプリを入れる必要も無いし、PCで設定した内容が瞬時にスマートフォンに反映されるし。
PCで設定したアイコンもそのまま使えるし。
PCはブラウザさえあれば、特にアプリケーションを入れる必要がないから、会社でも、出先の他人のPCを借用してでもスケジュールの編集ができるし、なかなか便利なアプリで、気に入ってしまった。

原発依存問題に思う

野田総理が、原発依存問題で、原発再稼動反対を唱える市民団体と面会したことがニュースで大きく取り上げられている。
その事自体は、たとえパフォーマンスであったとしても良い事だとは思うが、政府が示している3つの案について、どれだけその内容が国民に知らされているのだろうかと、疑問に思う。
また、反対を唱える人も、原発が「0」となった時にどんな影響があるのか、本当に理解して反対を唱えているのだろう。
日本の経済を支えている生産業は、その大部分は電力の安定供給が無ければ、国内で産業活動を続けることができるのか否か。
再生可能な自然エネルギーに依存すると言うが、本当に可能なのか。
また、その場合の対価はどの様になっていくのか。
太陽発電が大きく取り上げられているが、その太陽光パネルの原材料は、国内資源でまかなえるのか。
反対派の中には、火力発電で補うと言った発言も見受けられたが、そのための原油が本当に必要なだけ調達できるのか。
また、二酸化炭素問題はクリアできるのか。
原発は無い方が良いと私も思います。
しかし、そうした方向へ向かった時に、私たちの暮らしに与える経済的負担はどうなるのか。
日本の経済に与える影響(経済の空洞化等)はどうなるのか、と言ったシュミレーションを示した上で、国民に選択を問う事が、本当の政治の使命なのではないか。
何て、ニュースを見ながら、ふと疑問に思ってしまいました。