暑いですね。
ここ、札幌も連日夏日が続いていて夏ばて気味です。
さて、先日はFAX誤送信問題について述べてみましたが、ネット上を検索すると、2社ほど対策をシステム化しているのがみつかりましたので紹介します。
●まず、「Cooh」と言う会社のIP-ファックスで、以下の機能が紹介されていました。
(http://www.cooh.co.jp/solution/index.html)
1:送信先情報登録時の誤登録防止
登録時に先方担当者確認を伴う登録方法を採用し、確実に正しい番号が登録されます。
簡単な操作で送信先を登録→受信確認シート+メール(FAXとメールを組み合わせた送信先確認)→登録時の誤りを排除します。
2:FAX送信時の番号打ち間違いを防止
全ての送信は登録されたデータより、PC上で送信先を選択して行われるため、番号の打ち間違いによる誤送信が発生しません。また、送信時に確認画面をポップアップ表示することで、さらに送信先の再確認を促します。
3:受信者の番号変更に対応・登録番号の鮮度保持
相手先のFAX機に登録されている「発信者番号」「発信元表示名称」等を自動取得して送信時にチェックすることで、古いFAX番号に送信してしまうことを防ぎます。 また、定期的に送信先受信端末のハードウェア情報を照会。登録者情報の鮮度を保つことで、受信者の転居などに起因する誤送信を防止し、なおかつ送信エラーも減少します。
●次にNECでも取り組まれていて、以下の機能が紹介されていました。
(http://www.nec.co.jp/pcom/fax/ip6050cs/security.html)
相手機確認送信
相手先番号をディスプレイで再確認。誤送信を抑制。
スタートを押した後すぐに送信せず、ディスプレイで相手先番号を確認してから送信。フルダイヤルはもちろん、ワンタッチで送信する場合にも有効です。
・ スタートを押してもすぐに送信せず、番号確認画面を表示することで誤送信を防止
・ ワンタッチや同報送信時も有効。間違った宛先への送信を抑制
相手機の登録番号情報と指定した番号を照合して誤接続による誤送信を抑制。
送信時にワンタッチダイヤルに登録されている宛先番号やフルダイヤルで指定した番号と相手機に登録されている番号情報を照合してから送信を開始します。こちらの指定番号と相手機で持つ番号情報が合致しない場合は送信を行いません。
・ 送信時に相手先から受信するCSI信号で相手先を確認してから送信することでFAXの誤接続による誤送信を抑制
親展通信
パスワード指定で送りたい相手だけに確実に送信。
送信側でパスワードを指定すると、受信側ではすぐにプリントされません。パスワードを知る人だけがプリントして内容を確認できます。
・ Fコードに対応。他メーカーのFコード対応機種との間でも親展通信が可能
●NECの親展機能は、相手FAXでも同様の機能があることが前提となりますが、誤送信に対するリスクとセキュリティに対するコストをどう考えるかがポイントになりそうです。
ちなみに、NTTFAXで検索しても、親展の機能をもつものはありましたが、CSI信号による相手先確認機能を記載しているFAXはみつかりませんでした。
セキュリティに対する取り組み姿勢の違いでしょうか、、、、