ひところ、ファイル共有による情報漏洩が問題となっていたが、最近の我が社では、FAX誤送信による情報漏洩が事欠かない。
で、事故が起きるたびに行われてきた対策が、
①直接ダイヤルせずに宛先登録機能を使え
②ダイヤル部に蓋をして使用しないように
③別人によるチェックをする
等々、なんとも頼りない指導が行われてきた。
人為的に起きるミス・事故に対しての対策が人の行動に頼った対策では、同じような事故が再発しても不思議ではない。
どうせ人の行動に頼った対策を考えるなら、自動送信機能を使わずに、FAXが誕生したころのように、相手を呼び出して相互に確認しながら手動送信を行うのが最も危険が少ないと思うのだが...
事故が発生した時、何故事故になったのか?他に危険要素はなかったのかを分析して対策を指導してきたのか疑問に思う。
単純に考えても
1.宛先登録登録機能に潜む危険
①宛先ダイヤルを誤って登録
②古い宛先ダイヤルを登録
③登録されている宛先の陳腐化
2.送信時に潜む危険
①登録ボタンを誤って使用
②直接ダイヤル時に誤ダイヤル
3.送信後に潜む危険
①送信先で他の受信にに紛れて紛失
②送信先で他の人に盗用されてしまう
③送信先で誤って破棄されてしまう
等々の危険要因が思いつく。
これらを解消するFAXが世の中に無いとは思えない。
我が社には、仮にも誇り高いソリューション部門というものがあるのだから、会社上げて本気に対策を打たないと。
大きな問題に発展してからでは遅すぎると思うのだが、、、、