会社では、いよいよ社員用PCをシンクライアント化するとのこと。
シンクライアント化に向け、各自のPCのメーラーの変更や、保有するデータの整理を指示してきた。
シンクライアントでは、各自に割り当てられるディスク容量が8Gとのこと。
長い間在籍していると、集めたデータがずい分と溜まっていた。
今の仕事では使わないが、苦労して蓄積したデータもあるので、何とか保存したいが、サーバの容量もあって、それも難しい。
結局、昼休みの時間を使って、私物のHDDに丸ごとコピーしてしまった。
コンプライアンスに反するが、LinuxのLiveCDで立ち上げ、コピーツールで30分程度の時間をかけてコピーしていたが誰にも気づかれなかった。
私物のHDDは2.5インチのタイプで、それにUSB変換コネクタでPCに接続。
HDDはそのまま自宅に持ち帰った。
私物の持込は禁止エリアであるが、セキュリティチェックをしている訳でもないし、とても考えられない会社である。
まあ、私も悪さをする訳でも無いし、自宅でゆっくりデータの選別をして、会社情報は消去し、個人用のデータのみ、自宅のサーバに保存するつもり。
周囲の上司や同僚は、私が以前、ISPに在籍していた事も、システム構築やら、運用保守業務を行っていた経歴も知らないらしい。
60歳を越えた契約社員だから、全くの無警戒なので、私には天国状態です。
社内システムも、Windows関連の外部へのアクセスには厳しいものがあるが、Mac系の外部アクセスに関しては、結構、穴があって、外部とのメールでの添付ファイルの送信も可能だし、クラウドを利用したファイルの送受信もできてしまう。
シンクライアントになると、どう変わるかわからないが、それまでは私には何かと都合の良い環境で、密かに楽しんでいる。