Windows7 64bitマシン自作(その1)

今年も正月がやってきた。

昨年は東日本大震災や原発事故、台風による洪水等々、不幸な出来事が多かった。

今年はどんな年になるのだろう・・・・

人間が自然破壊を繰り返したり、エネルギーを大量消費したりすることに対する自然の反逆(自浄作用)が始まったのかと思ったりもした・・・

今年は少しは良い年になって欲しいものだ。

前置きはこのくらいにして。

昨年12月の中旬から、我が家の普段使うPCを、そろそろ『WindowsXP』から『Windows7 64bit』に格上げしようと、適当なマシンを探していた。

ディスクトップなら出来合いのマシンでも結構安く帰るが、性能アップ等、後から手を加えることを考えると、やはり自作機になってしまう。

色々とネットで情報を集め、まずは3万円台で普通に使えるマシンから『Windows7』に慣れようと言うところに落ち着いた。

用意したハード・ソフトは以下のとおりとなった。

ケース KPC-312(ATX/Micro ATX PCケース) 2480円
マザーボード GA-Z68MA-D2H-B3/G3(GIGABYTE) 8980円
CPU Celeron G540 2.50GHz 2M LGA1155 4380円
電源 TURBO GRITTER 550W AP-550PG 2970円
メモリ A-DATA PC3-10600(DDR3-1333) 8GB(4GB x2) 3200円
HDD SATA500G2本 流用
DVD-RW 流用
OS Windows7 Home Premium 64bit DSP版 11100円

 

合計で約33000円

OSを除いて12月20日に用意できたので12月23日からの連休で組立を行い、手元の『WindowsXP』で動作を確認した。

ところが、そこで問題が発生。

手元の『WindowsXP』がSP1の古いインストールメディアしかなかったため、500GのSATA-HDDにはインストール出来ないらしく(後から解った事だが・・)、HDDにOSを展開する時点でエラーとなり、インストールが何度やっても出来ない。

そこでネットで対策を調べると、SP3を充てたインストールCDの作り方が公開されていた。
眠たくなったので、この続きは後日にします。

lenovo thinkpad X100e + Win7 で「Virtual Wi-Fi」

Windows7には「Virtual Wi-Fi」の機能が備わっている。
つまり、wirelessのクライアントとAPの両方の機能を持ちルータとして振舞うことができるのである。
ノートPCでこの機能を使えば、モバイルルータが必要ない訳である。
勿論、ノートPCの内臓無線LANアダプタが、Windows7の要求する仕様を満足している必要があるが・・・

今回、その要求を満たしている「lenovo thinkpad X100e」が手持ちにあるのでさっそく試してみた。

手順は、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを打つ。

(1)netsh wlan show hostednetwork

(2)netsh wlan set hostednetwork mode=allow ssid=アクセス・ポイント名 key=パスフレーズ keyusage=persistent

(3)netsh wlan show hostednetwork ・・・設定内容の確認

(4)ワイヤレスネットワーク機能のプロパティでインターネット接続の共有を設定する。

(5)netsh wlan start hostednetwork ・・・SoftAPの開始
(6)netsh wlan show hostednetwork ・・・設定内容の確認

これで、仮想の無線APが利用可能となる。

(7)コントロールパネルのネットワーク接続を開くバーチャルAPが表示されていることがわかる。

設定された内容を確認するには、コマンドプロンプトで

netsh wlan show hostednetwork security

と打つと、設定された内容を確認することができる。

SoftAPの動作状態の確認は、コントロールパネルのネットワーク接続を開き、SoftAPのアイコンをダブルクリックし、ワイヤレスAPの状態を開き、詳細アイコンをクリックすることで確認できる。
私の環境では、ソフトAPから払い出されるIPは「192.168.137.x」となっている。

デバイスマネージャーで『Micorosoft Virtual WiFi Minipoort Adapter』が表示されていることを確認する。

私はWindows7のこの機能が一番気に入っている。
これさえあれば、NTTのモバイルルーターなんてレンタルする必要がないから・・・

フレッツ・スポットで『Lenovo ThinkPad X100e』を試す

10月22日に『dynabook SS S21 + GW-USWExtreme』でフレッツスポットへの接続に成功したが、今回は『Lenovo ThinkPad X100e(無線LAN内臓)』で接続を試みた。

『dynabook SS S21』は使い慣れたWindowsXPだったが、『Lenovo ThinkPad X100e』はWindows7で、あまり使いこなしていないので少々手間がかかった。
今回は、地下鉄東西線の大通駅の西口改札口付近で試してみた。

最初にスマートフォンで、APからの電波が拾える場所を探し、適当な場所にベンチがあったので、そこを陣取って設定を行った。

SSIDとパスフレーズは事前に設定してきたので、lenovoの「Access Connections」を起動し、フレッツスポットのAPの表示を確認。
80%程の強度のエリアにフレッツスポットの表示があったので、それをクリック。
ツールバー上の接続表示には「X」の表示が・・・
それでもPPPoEでISP(so-net)には接続されているみたいなので、ブラウザを起動すると無事に表示された。

この辺は、WindowsXPとは勝手が違い、戸惑ってしまった。
まあ、それでも接続されることが確認できたことで、当初の目的は達成できた。
めでたし、めでたし・・・・

フレッツ・スポットで『GW-USWExtreme』を試す

先日、『dynabook SS S21』に『GW-USWExtreme』を装着して、クライアントとアクセスポイントのドュアルモード接続が自宅で確認できたので、今日はフレッツ・スポットが利用できる近場の地下鉄・宮の沢駅で試してみた。

事前に、NTTのホームページから『フレッツ接続ツール』をダウンロード・インストールし、自宅で利用しているISP『so-net』への接続設定を行ってから、早速出かけ、接続実施を試みた。
まずは、『GW-USWExtreme』付属のクライアント・マネージャーでフレッツ・スポットに接続を試みるが、何度やっても接続できない。
接続可能なアクセスポイントは表示されるのだが、接続できない。
NTTのマニュアルを見ながら何度も『SSID』や『パスワード』に間違いが無いか確認するが、マニュアルとNTTから指定された値に間違いは無い。

先入観で接続タイプは『オープン』である訳が無いだろうとして、シェアードやWPAを指定していた。何度やってもだめなので、だめもとで『オープン』を指定すると、あっさりフレッツ・スポットへ接続をできた。もちろん、この時点ではIPアドレスの払い出しはされないので、制限のある接続となっている。

次に、NTTからダウンロードして設定済みのフレッツ接続ツールを起動するが、何度やってもISP『so-net』への接続が出来ない。
そこで、Windowsの新しい接続からインターネットへの接続ウィザードを使って、広帯域で接続を指定してPPoE接続設定を行うとすんなり接続できた。
この辺りは、NTTのホームページには何も記載されていないが、他の人はどうやって接続設定を行っているのだろう。

NTTのフレッツ・スポットへ接続登録できる機器は2個までであるので、まずは、1つめとして『GW-USWExtreme』を使った接続の確認はとれたので、一安心。

もう1個は、Windows7を搭載した『Lenovo ThinkPad X100e』を登録してある。
このPCは、Windows7の機能を使って、1つの内臓無線LANチップを『GW-USWExtreme』同様に、クライアントとアクセスポイントモードがバーチャルで実現できるノートパソコンである。

後日、またこの『Lenovo ThinkPad X100e』についても、フレッツ・スポットへの接続と、スマートフォンの接続について確認してみることにする。

PlanexのGW-USWextremeを試してみた

Planexからアクセスポイントモードとクライアントモードを同時に利用できる機能をもった『GW-USWExtreme』というUSB接続の無線LAN装置が発売されているのを知って、ヨドバシから1,280円で購入した。

公衆無線LANを利用してスマートフォンをWi-Fi接続するポケットルータはNTTからレンタルで販売されていたり、BUFFALOから30,000円超で販売されているが、利用できる公衆無線LANスポットがそれ程多くはないので、購入やレンタルするには躊躇していた。

ところが、同等の機能の装置が1,280円で手に入るなら試してみる価値はある。
まず、自宅でスタートガイドのとおりにセットアップしてみると、以前購入した同メーカーの『MZK-WG300NX』アクセスポイントへ簡単にクライアントモードで接続できた。

接続モードは802.11n、実行速度は約150Mbps。他に居間のテレビを802.11nで常時接続しているので、速度はこれが限界か。

次に、アクセスポイントモードを有効にして、スマートフォン『LYNX 3D SH-03c』を接続。『GW-USWExtreme』→『MZK-WG300NX』→『RV-S340NE』経由でインターネットへ無事接続することができた。

『GW-USWExtreme』はTOSHIBAの『dynabook SS S21』に装着して使用。
『dynabook SS S21』を選択したのは、私が持っているノートパソコンの中で、最もパッテリー駆動時間が長かったから。

『dynabook SS S21』には無線LANを内臓しているが、出先でクライアントとアクセスポイントを併用するために、内臓無線LANをOFFにするとともに、プリインストールされているクライアントマネージャーをアンインストールし、『GW-USWExtreme』付属のクライアントマネージャーを使用することにした。

『dynabook SS S21』付属のクライアントマネージャーを使用していた時は、頻繁に接続断が起きていたが、『GW-USWExtreme』付属のクライアントマネージャーに変えたら、安定して接続されるようになった。

次に、出先で公衆無線LANを使用するための手段として、NTTのフレッツ・スポットに申し込んだ。

ネットから申し込みを申請したら、1時間程で工事完了の通知が来たので、後日、近場の提供エリアで接続を試してみることにする。