退職しましたのメール

私の会社では、かなり以前に中核社員を養成する10ヶ月程の研修制度があった。
私も、29歳の時に試験を受け、その研修を受けた。
30名程度のクラスで学生時代に戻ったような勉強や仲間たちとの旅行やらの思い出に残る生活をおくった。

研修の卒業後は、4年に1度、オリンピックの開催の年にクラス会を開き、全国に散った面々と再会し、近況や研修での思い出を語り合っている。

昨年のクラス会では、仲間の半数以上が課長クラスになっていて、中間管理職の悲哀などの話や愚痴めいた話をしていたが、その中の一人が突然、来年は会社を退職すると切り出した。
話を聞けば、新しい担当を任され、やっと軌道に乗り出したところで、その担当を統廃合を行えとの上司からの命令があったとのこと。

社員と苦労しながら立ち上げた担当を潰されることで、ついてきた社員を裏切る結果となり、社員に申し訳ない。
潰すんであれば、自分は会社を辞めて、社員に誠意を見せると・・・

そう言えば私にも同じようなことがあった。
私の場合は、精神的に追い詰められ、結果として半年も休職してしまったが、今は別の職場で復帰している。

彼とは、そんな話をしながら、辞めずに頑張れと言って別れたが、つい先日、「退職しました}とメールで知らせてきた。

一生懸命頑張る人が、会社を辞めざるをえなくなり、いい加減に仕事をしている社員が定年までリストラされることもなく勤めれる。
なんて理不尽な会社だろう。

彼は、親の持つ小規模な畑で農作業をやるとのこと。
私も、最近は仕事に頑張る意欲を失ってきていて、出来ることなら今すぐにでも退職したいが、かといって、退職しても生活を維持するためには何か別の仕事に就かなければならない。
この年で再就職の見通しなんてないから、我慢して今の会社で淡々と勤め上げるしか道はない。

誕生日

今日は誕生日。

今年1年管理者を務めれば、来年は晴れて役職定年となる。
管理者最後の年は、非常に多忙な年となりそう・・・・

今の職場に配属されて業務集約を実施し、社員の不満も何とかしのいで一息ついたところではあるが、今度は本州の3センタを北海道へ集約するための準備がもう始まる。
今度は、社員の異動は伴わない(本州の3センタは別だが・・)ので、労務対応で苦労することはないだろう。

私の勤めるセンタ側では当然、稼動が増える訳だが、その稼動は派遣社員を雇用することで対応する予定。
問題は、雇用する派遣社員の育成をどのようにするかが一番の課題である。

もちろん、設備当の増設やらの問題もあるが、それは経験豊富な課長代理等がすでに準備を始めており、スムーズに事は運ぶと思っている。

私は管理者最後の年なので、この一年間の準備期間に、視察旅行でもさせてもらい、今まで苦労した分、楽しまさせてもらおうかと目論んでいる。

お騒がせメール騒動~その後から

過日(3月12日)にお騒がせメール騒動があってから週明けの本日、メールで糾弾されていた部門長から、事の経緯等の説明があった。
部門長は、社長からかなりお叱りを受けると覚悟していたらしいが、部長が間に入ってお叱りだけは免れたそうです。

お騒がせした本人にも何らかの処罰があるかと思っていたが、まだ処遇については決まっていないとのこと。
本来であれば、懲戒処分ものであるが、わが社の甘いところであり、厳格さを欠いた会社である。

厳格に処分を下さなければ、駄々をこねれば何でも我侭が通ってしまうと思われてしまう。
会社員だからと気にそぐわない命令でも受け入れている大多数の社員が馬鹿をみてしまう。
随分といい加減な会社である。

ところで、散々騒いだ渦中の人は、結局のところ札幌に転勤することに決まったそうである。
しかも、昇格しての転勤とのこと。
こんな状態では、他の社員への示しがつかない。
私の担当には私を含めて2名の課長がいる。
今日の話では、どの担当に所属するかはまだ未定とのことであるが、こんな社員は私の担当には決して受け入れたくない。

あと1年、つつがなく終えたいと思っているので、丁重に受け入れを断りたいものだ。

お騒がせメール騒動

過日(3月12日)、私の勤める会社で、全社員とグループ会社の全社員宛てに、私的内容-業務集約に伴う自分の置かれた立場や会社、組合への誹謗中傷-を延々と記述したメールが届いた。

そのすぐ後に、あて先を間違えたので削除依頼のメールが届いたが、最初のメールのあて先は公開されているメーリングリストを使用していることから、どんなに弁解しようとしても、明らかに意図的に全社員に届く事を意識して出したと非難されても、弁解の余地はないだろう。

業務用に会社から貸与されているパソコンを使用し、特定の人宛てに私的メールを会社のメールシステムを使って、業務時間に私的行動を行った。
しかも内容は、前段に記述したように、会社と組合に対する誹謗中傷ととれる内容のメールである。

メールの差出人は、私と同じ業務の社員で、旭川の拠点の社員であるが、この3月末を持って、私が勤める札幌の拠点に業務集約が決まっていた。
この社員については、管理者が1月頃から何処の部所に配転させるか個別対応を行っており、メールが出された日の情報では、本人の希望に添う内容で決まりかけた情報を得ていた。

それが突然、どんな行き違いがあったのかは知りえないが、私の得ている情報と食い違う内容のメールが飛び込んできた。

彼の言いたい事も解り、同情もするが、しかし、彼の取った行動にはただ驚き、私の周囲の社員からは同情の声は聞かれなかった。

おりしも、世間では不況による失業者が増加し、大手企業では正規社員ですら、リストラの対象となっている現実がある。

わが社では、業務縮小であっても、まだ社員をリストラすることはせず、最大限、社員の希望に近い配置転換への対応を行っている最中であった。

過去にも何度か他の業種でも業務量の減少に伴う集約を行っており、中には意にそぐわない転勤を命ぜられた社員も多い。
そうした社員にしてみれば、彼のメールに書かれた内容は、ただの我侭にしか受け取られかねない。

いずれにしても、彼の処遇は良い方向にはならないだろう。

たった一人の社員のとった行動で、どれだけの人達がその対応に追われたことか。
今後の会社の対応が気にかかるが、ただ見守るだけである。

X-Window

我が家のメインサーバ(mail、www、blog)はメンテナンス時しかログインしないのでGUI環境は用意していない。
最近、FreBSDを6.4にアップデートしたついでにportツリーも最新にしたところ、Xorgが7.3になっていた。
そこで、X-Window環境を構築しようと、portinstall xorg を実行したらいろいろとエラーが出たが、どうにかインストールまでこぎつけた。
xorg.conf を設定してstartx を実行したが画面が真っ暗で何も表示されない。
メインサーバのディスプレイは富士通の17インチLCDで解像度は最大”1280×1024″ である。
試しに、Fedoraのマシンに接続すると ”1024 x 768″ では表示される。
たしかXorg6.9の頃は表示できていたので、設定の問題だろうか。