Zorin OSを16.3から17に移行

「Zorin OS 16.3」を「Zorin OS 17」にアップグレードしようと、システムに付帯する「Zorin OS Upgrader」を確認していたが、なかなか可能とならないので、isoファイルをダウンロードして、新規インストールしてみた。

インストール作業は特に面倒な手順は無く、起動した印象も、特に大きな変化は無い。

 

LMDE 6 (Linux Mint Debian Edition)をインストール

「https://distrowatch.com/」でLMDE 6 “Faye” (Linux Mint Debian Edition)がリリースされたとの情報をみて、早速、USB接続の外部HDDにインストールしてみた。

ネット情報では、簡単にインストールできるとのことだったが、インストール途中で固まったり、GRUBの設定でコケたり、インストール完了後の再起動が失敗したりで上手くいかない。

最終的には、ライブの「Gpated」で、HTTDのパーティションを作成し、インストーラの「インストール方法」の選択時に、「自動インストール」ではなく、「LVMボリューム」にチェックを入れて実施して成功した。

私だけの環境のせいかもしれないが・・・

Linux Mint のアップグレード

「Linux Mint 21.2」から「Linux Mint 21.3」へアップグレードを実施。

以前もアップグレード時の操作方法をネットで調べたが、今回も度忘れしてネットで調べたので、その方法をメモしておく。

「アップデートマネージャー」を起動する。
「アップデートマネージャー」の「編集」メニューをクリックすると、下図の赤枠内に、アップグレード可能であれば、そのバージョンが表示されるので、クリックして実行する。
(下図は、アップグレード実行後のスナップショットなので表示は消えているが・・・)

linuxで遊ぼう

2年ほど前から、古いノートPCを処分し、内蔵のIDE-HDDをUSB接続できるケースを用いて様々なLinuxをインストールして遊んできた。
今回は、「Arch」をベースとした「Garuda」と言う「Liunx」のディストリビューションをインストールしてみた。
「Arch」系は「Debian」系とはパッケージ管理が異なるため、少々面倒だ。
HDDを都度、入れ替えして起動させる為のPCを1台用意していて、そのPCで様々なOSをインストールしたり、起動させたりして遊んでしる。
「FreeBSD」をグラフィカルディスクトップにしたり、勿論、「Windows」も起動させることができる。
HDDは、1.8インチが6台、2.5インチが10台、3.5インチが8台、2.5インチSSDが3台ある。
IDEあり、SATAありで、「Linx]も19のディストリビューションをインストールしている。
今後、少しずつ、各種ディストリビューションの使い勝てを、このブログで紹介してみたいと思う。(ボケなければだけど・・・)

UbuntuとFreeBSDのデュアルブート

UbuntuをインストールしてあるPCにFreeBSDをインストールし、GRUBでデュアルブート化してみた。
このPCにはHDDが2台(500Gと250G)内蔵してあり、500GのHDDにUbuntuをインストールし、250GのHDDは未使用状態であった。

最初に空きのHDD(250G)に最新のFreeBSD 12.0をインストール。
HDDはGPTでパーティショニングを行った。

FreeBSDのインストールが完了したらUbuntuを起動させる。(GRUBにFreeBSDを認識させていないので、当然、FreeBSDは起動できない。)

Ubuntuで「blkid -o list」とターミナルで打ち込み、ファイルシステムのUUIDを表示させる。

root@tomato:~# blkid -o list

device     fs_type label    mount point    UUID
-------------------------------------------------------------------------------
/dev/loop0 squashfs         /snap/gnome-system-monitor/39
/dev/loop1 squashfs         /snap/gnome-calculator/167
/dev/loop2 squashfs         /snap/gnome-logs/31
/dev/loop3 squashfs         /snap/gnome-3-26-1604/62
/dev/loop4 squashfs         /snap/core/4486
/dev/loop5 squashfs         /snap/gnome-calculator/260
/dev/loop6 squashfs         /snap/gnome-system-monitor/57
/dev/loop7 squashfs         /snap/gnome-3-26-1604/74
/dev/sda1  swap             [SWAP]         d36d29f3-d53d-472a-9456-d811e0eeb4c8
/dev/sda2  ext4             /              6b4bb690-f05a-4750-8fc9-a3cf7bc88e51
/dev/sdb1                   (not mounted)
/dev/sdb2  ufs              (not mounted)  5c4453b64c32c83d
/dev/sdb3                   (not mounted)
/dev/sdb4  ufs              (not mounted)  5c4453b8af3f5753
/dev/sdb5  ufs              (not mounted)  5c4453bdb28e05db
/dev/sdb6  ufs              (not mounted)  5c4453bec82595d7
/dev/sdb7  ufs              (not mounted)  5c4453bfc602ceda
/dev/loop8 squashfs         /snap/gnome-logs/45

FreeBSDのマウントポイント「/」はsdb2としたのでUUIDは「5c4453b64c32c83d」であることがわかる。

この内容を設定ファイルに以下の様に追記する。

# vi /etc/grub.d/40_custom

#!/bin/sh
exec tail -n +3 $0
# This file provides an easy way to add custom menu entries.  Simply type the
# menu entries you want to add after this comment.  Be careful not to change
# the 'exec tail' line above.

menuentry "FreeBSD 12.0" {
        insmod ufs2
        set root=(hd1,2)
        kfreebsd /boot/loader
        search --no-floppy --fs-uuid -set 5c4453b64c32c83d
}

起動時にブートメニューを表示させるようにgrubを編集する。

# vi /etc/default/grub

# If you change this file, run 'update-grub' afterwards to update
# /boot/grub/grub.cfg.
# For full documentation of the options in this file, see:
#   info -f grub -n 'Simple configuration'

GRUB_DEFAULT=0
#GRUB_TIMEOUT_STYLE=hidden
GRUB_TIMEOUT=10
GRUB_DISTRIBUTOR=`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian`
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"
GRUB_CMDLINE_LINUX=""

# Uncomment to enable BadRAM filtering, modify to suit your needs

修正箇所は「GRUB_TIMEOUT_STYLE=hidden」をコメント化。

保存して編集結果を反映させる。

sudo update-grub
sudo update-grub2

その後、再起動すると以下の様にブート選択メニューが表示される。