白物家電のネットワークが業界で本格的に取り組まれている情報を目にすることが多くなってきた。
その殆どが、家電のコントロールに主眼を置かれている。
白物家電の中で、冷蔵庫は食品情報の宝庫であると思う。
冷蔵庫の中身、何時購入し、賞味期限は何時迄か、家庭ごとの嗜好等々。
これらの情報をデータベース化することで、食品小売店等の販売戦略に活用できるのでは・・・
各家庭のデータの取り扱いにはプライバシーの問題があるだろうが、スーパー等の小売店のエリアにある各家庭の食品需要が把握できれば、きめ細かな販売戦略に生かせるだろう。
家庭にしても、冷蔵庫の中身が一瞬に把握できれば、食料品を無駄にすることもないだろうし、食料品を無駄にしないことは、つきつめれば、資源の有効利用、ひいてはエネルギーの無駄をなくすことに繋がるのではないだろうか。
電気エネルギーの無駄をなくすためのコントロールにだけ目を奪われるのではなく、食料の無駄をなくす取り組みにも目を向けてはいかがだろうか。
韓国等の海外メーカーに対抗して、是非、日本のメーカに奮起してもらいたいものだ。