FreeBSD 8.3-Rでディスクレス環境に挑戦中

試行錯誤の末、やっとノートパソコンをディスクレスPCとして、FreeBSDを起動することができた。
手順は今度の休日にまとめるとして、起動してみて感じたこと。
PXEでローダーを読み込み、その後カーネルを読み込み、ブートする迄がやたらと時間がかかっている。
起動してしまえば、そこそこ使えるが・・・
X-Windowを使えるようにするには、まだ手を加えなければ・・
クライアントに使うPCの機種に依存する部分をどうやって、NFSサーバに設定するか・・
いろいろと手を加える事が多そう・・
とりあえず、動いた事で、少しは達成感を味わえ、今後の楽しみができた。

FreeBSD 8.3-Rでディスクレス環境に挑戦中

ディスクレス環境構築途中の忘れない為のメモ

まず、既にあるDHCPサーバーの変更

現在作成中の tftpサーバ への接続のための設定を /usr/local/etc/dhcpd.conf へ追記。

subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
    range 192.168.1.100 192.168.1.254;
    option routers 192.168.1.10;
    option broadcast-address 192.168.1.255;
    filename pxeboot";		(1)
    #	filename "/opt/tftpboot/pxeboot";
    next-server 192.168.1.18;	(2)
    option root-path /opt/diskless"	(3)
    #	option root-path "192.168.1.18:/opt/diskless"
    host silver {
        hardware ethernet 00:A0:B0:77:BD:E9;
        option host-name "silver.runrun.dip.jp";
        fixed-address 192.168.1.21;
    }
}

既存サーバでの変更は DHCPサーバのみの予定。

仮想マシンでの設定

tftp 機能有効化のための設定

■/etc/inetd.conf 修正

tftp    dgram   udp     wait    root  /usr/libexec/tftpd    tftpd -s /opt/tftpboot
#tftp    stream  tcp     wait    root  /usr/libexec/tftpd    tftpd -s /opt/tftpboot

※FreeBSD ハンドブックによれば、PXEのバージョンによっては TCP を要求するものもあり。
その時は下の行も有効にするとある。

■/etc/rc.conf 追記

inetd_enable="YES"

■/opt/tftpboot を作成

# cd /opt
# mkdir -p tftpboot
# cp /boot/pxeboot /opt/tftpboot/

■inetdを再起動

# /etc/rc.d/inetd restart

nfs-server 機能の有効化

■/etc/rc.conf 追記

nfs_server_enable="YES"
rpcbind_enable="YES"
mountd_enable="YES"

■/etc/exports 作成

/usr /usr/home -maproot=0:0 -network 192.168.1.0/24
/opt/diskless -maproot=0:0 -network 192.168.1.0/24 -alldirs

■/opt/diskless の準備

# cd /opt
# mkdir -p diskless

■nfs を開始

# /etc/rc.d/nfsd start

以上、本日はここまで。

FreeBSD 8.3-Rでディスクレス環境に挑戦中

VMwareのESXi 5.1.0 を DELL OPTIPLEX 745(Core 2 Duo E6700)にインストールして仮想サーバを建て、Linuxのシンクライアントに挑戦していたが、中々目途がつかないでいる。
今回、HP COMPAQ DC5800 SEF (Core 2 Duo E8500,250G HDD,8Gメモリー) を購入したので、VMwareのESXi 5.1.0 をこのマシンにインストールして、仮想マシンを作成し、しばらく遊んでみることにした。
とりあえずは、Ubuntu 12.04 LTS (LTSP) と FreeBSD 8.3-R の2個の仮想マシンを建て、Linux のシンクライアントと FreeBSD のディスクレスクライアントの両方を試してみることに・・・
Linux のシンクライアントは現在は頓挫中。
先に、FreeBSD のディスクレスクライアントを何とか、動作させることに専念しようと思う。
VMware の仮想環境での仮想マシンの作成は、通常のマシンに OS をインストールするより、はるかに手軽にインストールできるのが魅力だ。
今回、新たな仮想環境と、2個の仮想マシンの作成についても、4時間程度で終える事ができた。

Ubuntu 12.04 LTS で LTSP に挑戦中

VMwareを稼動させているPCの仮想環境に Ubuntu 12.04 をインストールし、LTSP と言う TFTPサーバ機能構築に10日程、挑戦してます。
ネットで調べても、ちゃんと動作中の事例がヒットしません。
私も、途中でエラーとなって、シンクライアントの動作には至ってません。
謎のOS、Linuxですね。
体系的なドキュメントが無いのか、八方塞がり状態です。
集中した時間が取れないので、毎日少しずつ、亀の歩みです。
もともと、FreeBSD派なので、Linuxは良くわかりません。
せっかくの仮想サーバ環境が使えているので、BSDでディスクレス環境を試してみようかな・・・
昔、SUN OS時代は、ディスクレス環境で仕事をしていたし、・・・

VMware ESXi 5.1.0を試してみた

3月末で定年を迎え、4月からは契約社員になった。
仕事の中身は変わらないけれど、責任が軽くなった分だけ気楽なサラリーマン生活になった。
4月は毎年、忙しいシーズンだが、契約社員なので定時に帰れるし、土日も休めれるので、また趣味に時間を割くことができるようになった。
昨年から興味を持っていた、仮想化関連について、少しずつ取り組みだした。
最初に、マイクロソフトのHyper-Vを試してみたが、ゲストOSにLinux系を動かしてみるとエラーが頻繁に発生するので、途中であきらめた。
今は、VMwareのESXi 5.1.0に挑戦している。ESXiは無料で入手できるので、低賃金生活者にとっては、ありがたいサービスである。
DELL OPTIPLEX 745(Core 2 Duo E6700)があまっていたので、少々非力なマシンであるけれど、Intel VTの機能を持っているので、HDDを1Tにしてインストールしてみた。
今は、Ubuntu LTS 12.04とFreeBSD 9.lRの2個のゲストOSをインストール中。
2個のゲストOSを同時に動かしても、動作はそこそこで、あまりストレスを感じていない。
とりあえずは、2個のゲストOS上に、いろいろなサーバー機能を追加して使ってみようと思っている。