FreeBSDディスクレスクライアント

今年の5月連休は、雨続きで寒々とした連休だった。
でも、おかげで、この連休期間中に、FreeBSDをサーバーとしたディスクレスクライアント環境を実現することができた。
複数の機種の異なるノートPCから、CUIベースではあるが、FreeBSDを起動することが確認できた。
起動時の時間も、サーバーを起動する時と大差無く、実用に耐える事も確認できた。
残すは、X-Window環境の実現だが、WindowsXPのサポートが切れる迄には何とか実現させたいと思っている。
先に手をつけたUbuntuのシンクライアントは、一応、ノートPCから起動するところ迄はいったのだが、どうもイメージが・・・・
単なるリモートディスクトップの様な・・
サーバーに作ったクライアント用の環境をマウントして起動していないみたいで、もう少し、調査してみる必要がありそう。
しかし、リモートディスクトップにしては、動作もキビキビしているし、ノートPCのデバィスも使えるので、音楽やネットラジオも快適に使えるし、これはこれで良いか何て思えてしまう。
まあ、Ubuntuの方は、VMwareに仮想マシンを必要分作ってしまえば使えない事も無いし。
ゆっくり考えるとしよう。

FreeBSD 8.3-Rでディスクレス環境に挑戦中

試行錯誤の末、やっとノートパソコンをディスクレスPCとして、FreeBSDを起動することができた。
手順は今度の休日にまとめるとして、起動してみて感じたこと。
PXEでローダーを読み込み、その後カーネルを読み込み、ブートする迄がやたらと時間がかかっている。
起動してしまえば、そこそこ使えるが・・・
X-Windowを使えるようにするには、まだ手を加えなければ・・
クライアントに使うPCの機種に依存する部分をどうやって、NFSサーバに設定するか・・
いろいろと手を加える事が多そう・・
とりあえず、動いた事で、少しは達成感を味わえ、今後の楽しみができた。

FreeBSD 8.3-Rでディスクレス環境に挑戦中

ディスクレス環境構築途中の忘れない為のメモ

まず、既にあるDHCPサーバーの変更

現在作成中の tftpサーバ への接続のための設定を /usr/local/etc/dhcpd.conf へ追記。

subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
    range 192.168.1.100 192.168.1.254;
    option routers 192.168.1.10;
    option broadcast-address 192.168.1.255;
    filename pxeboot";		(1)
    #	filename "/opt/tftpboot/pxeboot";
    next-server 192.168.1.18;	(2)
    option root-path /opt/diskless"	(3)
    #	option root-path "192.168.1.18:/opt/diskless"
    host silver {
        hardware ethernet 00:A0:B0:77:BD:E9;
        option host-name "silver.runrun.dip.jp";
        fixed-address 192.168.1.21;
    }
}

既存サーバでの変更は DHCPサーバのみの予定。

仮想マシンでの設定

tftp 機能有効化のための設定

■/etc/inetd.conf 修正

tftp    dgram   udp     wait    root  /usr/libexec/tftpd    tftpd -s /opt/tftpboot
#tftp    stream  tcp     wait    root  /usr/libexec/tftpd    tftpd -s /opt/tftpboot

※FreeBSD ハンドブックによれば、PXEのバージョンによっては TCP を要求するものもあり。
その時は下の行も有効にするとある。

■/etc/rc.conf 追記

inetd_enable="YES"

■/opt/tftpboot を作成

# cd /opt
# mkdir -p tftpboot
# cp /boot/pxeboot /opt/tftpboot/

■inetdを再起動

# /etc/rc.d/inetd restart

nfs-server 機能の有効化

■/etc/rc.conf 追記

nfs_server_enable="YES"
rpcbind_enable="YES"
mountd_enable="YES"

■/etc/exports 作成

/usr /usr/home -maproot=0:0 -network 192.168.1.0/24
/opt/diskless -maproot=0:0 -network 192.168.1.0/24 -alldirs

■/opt/diskless の準備

# cd /opt
# mkdir -p diskless

■nfs を開始

# /etc/rc.d/nfsd start

以上、本日はここまで。

FreeBSD 8.3-Rでディスクレス環境に挑戦中

VMwareのESXi 5.1.0 を DELL OPTIPLEX 745(Core 2 Duo E6700)にインストールして仮想サーバを建て、Linuxのシンクライアントに挑戦していたが、中々目途がつかないでいる。
今回、HP COMPAQ DC5800 SEF (Core 2 Duo E8500,250G HDD,8Gメモリー) を購入したので、VMwareのESXi 5.1.0 をこのマシンにインストールして、仮想マシンを作成し、しばらく遊んでみることにした。
とりあえずは、Ubuntu 12.04 LTS (LTSP) と FreeBSD 8.3-R の2個の仮想マシンを建て、Linux のシンクライアントと FreeBSD のディスクレスクライアントの両方を試してみることに・・・
Linux のシンクライアントは現在は頓挫中。
先に、FreeBSD のディスクレスクライアントを何とか、動作させることに専念しようと思う。
VMware の仮想環境での仮想マシンの作成は、通常のマシンに OS をインストールするより、はるかに手軽にインストールできるのが魅力だ。
今回、新たな仮想環境と、2個の仮想マシンの作成についても、4時間程度で終える事ができた。

movabletypeを最新版にしました。

先日の日曜日に我が家の公開サーバのOSをアップデートしました。
OSにはFreeBSDを使っているけれど、R8.3p5へのアップデートです。
もう9.0がリリースされてるんだけど、根気がなくてまだ8系を使ってます。
OSを更新したついでに、ブログエンジンもmovabletypeの5.2.2に、今日更新しました。
また、デザインも「MT Monster」で無料配布しているテンプレートを使ってみました。
チョッとした気分転換ですが・・・
でも、アーカイブがだらだらと表示されるのが気になります。
アーカイブを折りたためるようにしたいので、まとまった時間が取れたら、小粋空間さんからテンプレートを借用しようかと思ってます。