契約社員の活用実態調査報告に思う

先週、総務担当が私の所属するビルに訪れ、4月から施行されるパートタイム労働者に関する法令に関しての説明と当社が扱っている契約社員の実態調査報告の趣旨説明があった。

内容は伏せるが、業務従事内容の実態を今週中に報告しなければならないとのことだ。

契約社員の雇用に関しては、決裁権限の関係で総務で一括行っているのだから、一番、内容を理解していなければならない立場のはず。それを、契約社員個々について、その業務内容を詳細に報告すれとのこと。

我々の部門では、契約社員は正社員と同等の実務に従事している。
なぜなら、この10年以上もまえから、正社員が雇用されていないため、退職等による社員減耗対策として契約社員で補充してきたからである。
しいて、違いと言えば、契約社員には昇進の機会が与えられていないことと、給与体系が異なること、それに、一年毎の契約であることぐらいか....

契約社員は、仕事に対するモチベーションは、社員以上かもしれない。
仕事に向き合う姿勢も、社員以上のものがある。

たまたま、彼女らが学校を卒業して就職する時期が、社会的に就職難の時期に遭遇したことにより、現在の状況におかれているのであって、正式に正社員と雇用されていれば、それなりに状況は変わっていたかもしれない。

今、現在の我が担当で、契約社員を雇止めされたら業務が停滞してしまう。

会社の上層部は、そういった現場の状況をまったく把握していない。

報告書は今週末までに書き上げなければならないが、実態をわからせるためにも、正直な内容で報告することにしよう。

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