洞爺湖サミットは7月9日で終わっていたけれど、私の中では依然続いていた。
たかだか3日のために何ヶ月も準備し、そして7月31日迄、慌しく撤収。
サミットのために創った組織に兼務発令され、寄せ集め集団は所詮、寄せ集め集団。
出身組織のエゴが渦巻く中で、身体も精神も疲れ果て、上司一人が満足して解散。
色々あったけど問題点は表面に出ず(出さず)、結果的には成功したように収めてしまう。
これがこの組織の力か。
本社への報告書も良かった点だけを強調し、問題点はお茶を濁し、次回への糧とはならない報告書となってしまっている。
自分の保身のため、敢えて改善点は報告しない。
旨く行ったものだけが引き継がれていく。
そして全てがハッピーエンド。
最後の解散ミーティング後、ハッピーエンドの人達は絆を深める飲み会へ。
こんな奴等とは一時も早くサヨナラ。
私は8月1日から新しい職場へ。
私の中のサミットがようやく終わった。