我が家のメインサーバは「FreeBSD」で運用しているが、1年前に「8.2-RELEASE」にアップデートしてから、メンテナンスが疎かになっていた。
今年の4月に「8.3-RELEASE」のアナウンスがあり、それ以前に「9.0-RELEASE]が最新情報としてアナウンスされていたので、9.0に移行するか、8系でしばらく様子見するか悩み、今日まで手付かずにいた。
メインサーバーは、1台のマシン上に、ローカルネットワークのファイルサーバと、jail環境で仮想サーバを2つ用意してインターネットと接続させ、メールサーバと公開ブログ用のウェブサーバを稼動させている。
ローカルには10数台のPCを接続させるために、DNSとモバイル用ノートPCのためのDHCPサーバを稼動させている。
そのため、メインサーバのアップデートには、動かないサービスがあると、ホームネットワークに大なり小なりの影響が出るので、結構、神経を使うし、慎重になってしまう。
今回は、年休と連休で、4日間連続で休みが取れたので、メインサーバのホスト環境とjail環境を同時に「8.3-RELEASE」にアップデートすることにした。
「9.0-RELEASE]は、もう少し情報を集めてから検討することとした。
ソースの取得からコンパイル、インストール及び細かな調整とで、1日がかりとなってしまった。
手順は以下のとおり。
ホスト環境のアップデート
# cd /usr/src # cvsup -g -L 2 /etc/stable-supfile # make buildworld # make buildkernel # shutdown now # cd /usr/src # mergemaster -p # make installworld # make installkernel # mergemaster # shutdown -r now
jail環境のアップデート
# cd /usr/src # make update buildworld # make installworld DESTDIR=/jail/royalblue # mergemaster -D /jail/royalblue -t /jail/royalblue/var/tmp/temproot # make installworld DESTDIR=/jail/steelblue # mergemaster -D /jail/steelblue -t /jail/steelblue/var/tmp/temproot