中間管理職の受難・・・続き

今年の春闘は3月12日頃からが山場とか。
景気の良い業種とそうでない業種。同じ業種でも会社によって様々。

ということで、私の勤める会社と組合の交渉にはあまり期待はしていない。
が、
一つ気になる要求が決着した。
私が該当するのだが、課長の役職定年後の扱いが、職位に見合った役職に再任用するというものと、専任課長職の創設というくだりである。

あと2年したら、現在の地位から開放されるということに期待して今を乗り切っているのに、何と言うことだ。

たいした高い手当てをもらっているわけではないのに、やってられないね....

せめて、部下とのコミュニケーションをたくさん取れるように、コミュニケーション手当てなるものを要求してもらいたいものだ。
そうしたら、定年までの数年を、桃色(???)じゃなく、ばら色のアフター5で乗り切れるのに。

中間管理職の受難

私の勤める会社では1年程前から、任意に選ばれた上司や同僚、部下が「多面観察」なる管理者の評価を行い、それを分析してフィードバックレポートなる、いわゆる管理者としての資質を問う施策が行われるようになった。

昔の管理者は、部下が上司を評価する制度がなかったから、中間管理職であっても部下からあまり突き上げられることはなかったろうに、現在は、組織を挙げて、中間管理職にその能力を評価した結果を突きつける。

好きで課長になった訳じゃないし、課長にしたのは会社なのであって、
もし、会社が任用した課長が、課長職に不適となった場合は、任用した会社の判定が誤っていたことになるのでは...

とにかく、責任の所在が不明確な組織というものは、勤めていても先行きが不安になってくる。